高崎市「医療用ウィッグ(補助金)」ニュース

シェアする

群馬県高崎市|「医療用ウィッグ等の補助事業を開始」

がん治療等を受けている高崎市民の経済的な負担を軽減するとともに、療養生活の質の向上(QOL)や、就労などの社会生活を支援することを目的とし、平成31年4月1日(2019.04.01)より、がん治療等(抗がん剤治療・放射線治療など)に伴う外見の変化をカバーする補整具の購入費用の補助を開始をスタート。

補助を受けることが出来る人

※次の項目両方に該当

・申請時点で高崎市に住民登録している人
・がん治療等に伴う脱毛(抗がん剤治療・放射線治療など)や手術などにより、外見の変化に対する補整具が必要な人

対象となるもの

平成31年4月1日以降に購入した補整具(購入日の翌日から起算して1年以内のもの)

・医療用ウィッグ(かつら)
・胸部補整具(ノンワイヤーソフトブラ、パッドなど)
・エピテーゼ(人工乳房、顔面の補綴など)等

補助金額

30,000円

・補助対象者1人につき1回のみ申請
・複数購入した場合は、1回にまとめて申請

問い合わせ先

〒370-0829 群馬県高崎市高松町5番地28

高崎市保健所 健康課 健康づくり担当

電話:027-381-6114

【引用サイト】
高崎市(https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2019032200027/

≪関連ニュース≫

【群馬】高崎市、子どもを望むがん患者支援 卵子、精子冷凍保存 来年度から費用助成

高崎市は来年度、若年のがん患者が治療で妊娠の可能性が損なわれるのを防ごうと、卵子や精子など生殖機能を温存する治療費の助成を始める。助成するのはがん治療前に卵子や精子などを採取して冷凍保存する治療で、保険がきかないことから若い患者には負担が大きかった。経済的な負担や不妊への不安を軽減し、治療に集中して取り組める環境を整える。(石井宏昌)市内の四十歳未満の男女が対象で、抗がん剤や放射線療法などの前に卵子や精子などを採取し、凍結保存する場合に最大二十五万円を助成する。凍結保存を更新(維持)する際の費用も年間五万円を上限に補助する。更新費の支給は年齢上限に達するまで何回でも可能。市によると、同様の治療費助成は埼玉、岐阜県など複数の自治体で行っているが、凍結保存の更新費を支給するのは全国で初めてという。現時点では対象となる患者は十人以下とみている。関連事業費は来年度当初予算案に計上する。同市はがん患者の社会生活支援を目的に、本年度から医療用ウィッグ(かつら)や胸部補整具、エピテーゼ(人工ボディー)などの購入費補助(上限三万円)を始め、今月五日時点で既に二十五件の申請が出ている。富岡賢治市長は「幸せを求める市民を多少でも応援したい。子どもを持ちたいという人が治療によって機会を失うとしたら、治療への熱意も損なう。少しでもチャンスをささげたい」と話した。

【引用サイト】
東京新聞(https://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201906/CK2019060802000164.html